復帰と移転
このブログを読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。
2019年末から少しの期間記事を書いていましたが、忙しさにかまけてさぼってしまっていました。
しかし、その後もワンピースはずっと読んでいますし、発信したい内容はたくさんあります。
そこで、今回心機一転新しいブログを立ち上げました。
この場所で、また改めてワンピースの考察を開始したいと思います。
もしご興味があれば、一読していただけると幸いです。
2021年8月15日現在、まだ記事はありませんが、できるだけ毎日更新してまいります。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。
ONE PIECE 第969話考察
すみません、昨日終日出かけており更新が遅くなりました。
さて、今日はワンピースの969話の感想と考察を書いていきます!
まずはあらすじから!
第969話 "バカ殿"
扉絵 "ギャング"ベッジのオーマイファミリー vol.18 ゴッティVS海軍
おかみさんの救出に向かったゴッティですが、海兵にやられてしまいます。
この海兵はおそらくG-5でも手練れなのでしょう。なんとなく、超新星の部下で、それなりに露出度の高い人は5000万~1億ぐらいの懸賞金な気がしているので、それを倒すこの海兵はかなりの強さと言えるでしょう。
おでんVSオロチ
先週、おでんがオロチに斬りかかったところで物語は終わりました。
今週はその続きからです。オロチに斬りかかるおでん。しかし、その斬撃は琵琶法師"黒炭せみ丸"によって止められてしまいます。せみ丸はなんと"バリバリの実"の能力者。
バルトロメオの前任者だったのです。せみ丸曰く、バリバリの実に攻撃が通らないのは"理屈"。せみ丸はオロチを球体状のバリアで囲みました。
光月スキヤキ暗殺の真実
おでんは将軍の座を明け渡すようにオロチにせまりますが、マネマネの実の能力者"黒炭ひぐらし"がその能力を明かし、彼女がスキヤキになりすまし、オロチを正当な後継者に指名したことを明かします。
そして、おでんは父が暗殺されたであろうことをさとり怒りますが、バリアで守られたオロチをどうすることもできません。
一方、街では光月家の正当な後継者、おでんが帰ってきたことを住民が喜んでいますが、喜んだ住民に何者かが矢を放ち、当たった住民は失明してしまいます。えげつねぇ…。そして、城の空にはカイドウの姿…。
バカ殿
その後、おでんはオロチと何らかの取引をします。その様子を天井から若かりし頃のしのぶが覗く。
城から出てきたおでんは街で裸踊りを始めます。これを見たカイドウ陣営は笑い、住民は落胆します。
ロジャーの処刑
その1年後、味方だった九里の人々からも見放され始めた頃、ロジャーが処刑されます。おでんはその新聞をオロチより受け取り、海岸で一人泣き、笑います。泣くのはまだしも、おでんはなぜ泣いていたのでしょうか?
モリアとカイドウの戦争
更にその1年後、若かりし頃のモリアとカイドウが"鈴後"でぶつかります。この時にモリアは仲間を失い、リューマの死体と秋水を奪ったのですね。わざわざこの時に死体を奪ったということは、当時既にカゲカゲの実の能力は持っていたのでしょうか。
そんなときでもおでんは踊り続けます。彼を信じる者はもはや家族と側近とわずかな恩人のみとなりました。その恩人の1人が、ヒョウ五郎親分とその奥さん。彼らはこれまでと変わらずおでんに接します。
九里にて
5年後、オロチは九里を訪れ、おでんに工場の増設を求めます。しかし、その時におでんはYesともNoとも言わず、おろちに過去の約束した取引はどうなったか確認すると、オロチは「何の話だ?」とさもそんな話はなかったかのようにふるまいます。おまけに、ヒョウ五郎を襲い、子分と奥さんを射殺したことを告げます。
おでんはオロチと何を約束していたのでしょうか…?
討ち入り
ヒョウ五郎襲撃を直接オロチから告げられたおでんは、ついに覚悟を決めます。
臣下の赤鞘九人男に対し、「カイドウを討つ」と宣言。
「その言葉をお待ち申し上げておりました」と家臣達。そして、見開きで九人男それぞれの顔が描かれ、ヒキとなります。
後世に語り継がれる"伝説の一時間"までまばたきないようお願い奉り候!
感想と考察
今週はなんとも悲しくなる話でしたね…。
何点か、気になるポイントがあったので考察していきましょう。
"理屈"
気になったのはせみ丸の"理屈"という言葉。その言葉から察するに、バリアは攻撃を通さないという"概念"なのでしょう。ということは、いくら覇気が強くてもそれは突破できないということなのかなあ。なんとなくそんな気がする。
覇気は能力者の実体を捉えることはできるけど、能力の"理屈"を突破することはできないのかな?バリバリ強すぎないか…?
バギーの能力は"理屈"なのかなあ?ミホークに斬られても大丈夫だったし。僕は、あの時ミホークは覇気を使っていなかったと考えているけど。
しのぶ
しのぶはオロチとおでんの会話を聞いていたけど、果たしてどちらの立場なのだろうか。トノ康としのぶが会った時に、彼はしのぶを知っていた様子だったから、おでん側の間者として忍び込んでいたというのが自然かな。
しかし、オロチが気づかないとも思えないから、、、やはり現代でオロチ側に情報を流しているのはしのぶか??
モリアの強さ
モリアとカイドウがぶつかりました。一コマでしか描かれていませんが、若かりし頃のモリアは強そうです。でも、ビブルカードによれば武装色使えないんですよね…。どうやってカイドウと渡り合ったのか。影をうまく使ったんでしょうね。
オロチとおでんの取引
この内容は明かされていませんが、おそらく重要なのは2点。
1つは、住民の身の安全。2つ目は、開国。
思うに、オロチはおでんに、「もしたてつけば、カイドウの力を使って親しい人々皆殺しにするぞ」とでも言われていたんでしょうね。
おでんはワノ国に戻る際、いつか現れるジョイボーイのために開国せねばと言っていました。開国のためには船が必要です。しかし、おそらくワノ国では船を作ることが禁止されており、カイドウの許可なしには建造できません。そこで、おでんはオロチに、船の建造許可を取るようお願いしたのだと思います。
しかして、その2つは両方とも守られることはなかった…。
今回はこんなところです。次回、いよいよ討ち入り!ワンピースから目が離せません!!
【ちょっと休憩】ワンピースと神話・宗教②【北欧神話】
休憩シリーズの続きです。
今日は北欧神話とのつながりについて。
ワンピースには巨人族の海賊が登場しますが、彼らは現実世界の海賊"ヴァイキング"が元になっています。
ヴァイキングは北欧出身で、彼らは"北欧神話"と呼ばれる独自の神話体系を持っていました。
なので、ワンピースの世界でも、巨人族に関連する話には、北欧神話にちなんだ登場人物や技名がいっぱい出てきます。
今日はそれを紹介していきましょう。
オーズ
スリラーバーグ編で出てきたバカでかい巨人オーズ。北欧神話にはオーズという神が登場します。
オーズの「国引き伝説」
ワンピースのオーズには、「海賊として襲った国を引いて持ち帰った」という伝説があります。実は、似たような伝説が北欧神話にもあるそうなので、そちらから取ったのではないかと思われます。
この伝説は別に海賊が討ち取った国を持ち帰る話ではなく、ある夫人が王様に好きなだけ土地を持って帰る権利をもらい、牛に広大な土地を削り取らせて、そのまま持ち帰ったという話です。
エルバフの王子ロキ
まだ本編では名前とシルエットしか登場していませんが、巨人の国エルバフの王子は"ロキ"という名前であることが分かりました。
この"ロキ"も北欧神話の神の名前です。「閉ざすもの」「終わらせるもの」という意味らしいですが、どう本編に関係してくるのでしょうか?
ゲルズ
ビッグマムの過去編で登場したゲルズ。今は成長して新挙兵海賊団の船医をしています。彼女も北欧神話の神から取ったと思われます。
北欧神話にも女神、ゲルズが登場します。ゼルダの伝説の"ゲルド族"、ドラクエ8の"ゲルダ"なんかもこのゲルズから取っているのでしょうね。
北欧神話のゲルズは、あらゆる女の中で一番美しいとされているようです。
ハイルディンの技"グングニル"
ハイルディンがマッハバイスを倒した技、グングニル。これは主神オーディンの持つ槍の名前です。
このほかにも、エネルの技やルフィの技に、北欧神話の固有名詞が使われています。
北欧神話はこんなところでしょうか?
他にもあれば、教えてもらえると嬉しいです!
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【ちょっと休憩】ワンピースと神話・宗教①【ギリシャ神話との関係】
こんにちは。今日はちょっと考察から離れて、神話の話を。
これまで触れてきた通り、ワンピースには神話や伝承をモチーフとしたキャラクターが多数登場します。様々な考察サイトが、神話や伝承と物語を結び付けようとしていますが、僕、「神話や伝承はあくまで"キャラやイベントのモデル"であり、ワンピースの大きなストーリーには影響を与えない」というのが僕の意見です。
そのスタンスに立った上で、ワンピースの中で神話や伝承が関係している要素をまとめていきたいと思います。その第1回はギリシャ神話!
ギリシャ神話
ウラヌス、プルトン、ポセイドン⇒古代兵器
プルトンは冥府の神、ポセイドンは海の神で、天の神ウラヌスの孫にあたります。
ワンピースの世界の"ポセイドン"は、海王類を操る人魚姫なので、まだ能力が明らかになっていない"プルトン"や"ウラヌス"も、そのモチーフとなった神にゆかりのある能力であることが想像できます。
戦艦プルトンは一撃で敵を冥府にいざなうとか、ウラヌスは天候を操る力とか…。
もしかしたら、僕が想像する"ワンピース"(星そのものを操作する装置)がウラヌスであるということもあるかもしれませんね。
ゼウス・プロメテウス⇒ホーミーズ
ゼウスはプルトン、ポセイドンの兄弟で、雷の神様です。
プロメテウスは人間に火を授けた神様です。
ケルベロス⇒スリラーバークのゾンビ
ケルベロスはプルトンの飼い犬です。冥府を守っています。
ハーピー⇒モネ
神様の子にして怪物です。神話上は、モネのように美しくはなく、老婆の顔をしているようです。
ペガサス⇒ピエール
ペガサスはなんとポセイドンとメデューサの子なんです。海の神と人を石にしてしまう怪物から生まれた(正確には、メデューサがペルセウスに討伐された時の傷から生まれた)のが天馬とは、ギリシャ神話はわけわかんないですね。
ケンタウロス⇒フランキーの技その他
ギリシャ神話に登場する半人半獣の生き物です。野蛮な種族もいれば、神々を教育した賢者と呼ばれる者もいます。ハリーポッターでも先生を務めていましたね。
ゴルゴン三姉妹⇒ゴーゴン三姉妹
ハンコック達三姉妹は、神話と同じく「ゴルゴン三姉妹」と言われています。
神話上の設定では、ゴルゴン三姉妹のうち上二人は不死、末の妹はその目を見ると石になってしまうという特徴があります。
ハンコック達の背中を見ると石になるという設定は、ここから来ているんですね。
探せばまだ出てきそうですが、一旦今回はここまでとします。
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【1/21加筆修正】ONE PIECE 第968話考察
さあ、2週間ぶりのジャンプ発売です。
今回も色んな新しい事実が分かりましたよ!!
早速見ていきましょう!!
第968話 おでんの帰還
あらすじ
扉絵:"ギャング"ベッジのオーマイファミリー vol.17「おかみさんを救え!ゴッティ!!」
前回海軍に捕まったシフォンを助けるため、ゴッティが追いかけます。おかみさんを脇に抱える海兵の隣には、ハートを出しながら走る男の姿が。これは誰なんでしょう?
ドレスローザだし、情熱的な人がいるんだなーくらいに考えておけばよいのでしょうか?
海賊王の誕生
前回ロジャーはラフテルにたどり着きましたね。今回はロジャーが帰還したシーンからです。
ラフテルに行かなかったシャンクスは帰ってきたロジャーに何か質問をし、その後泣きました。おでん様もこの涙が何を意味するのか分からない様子です。
そして、ロジャーの功績が世界に知れ渡り、世界政府はロジャーの名を"ゴールド・ロジャー"として報道するようになります。
ひとつなぎの大秘宝
その後、世間はロジャーが手に入れたすべての物を総称し"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"と呼ぶようになりました。これに対してロジャーは「何も知らねェで!!」と言い笑っています。
"ワンピース"とは、ロジャーが自分で呼んだのではなく、世間がそういい始めたんですね!!
そして、ロジャーは海軍だけではなく財宝目当ての海賊からも追われるようになります。
ロジャー海賊団解散と王の誕生
次のシーンでは、ロジャーはクルーに礼を言い、海賊団を解散します。
その次のコマで海王類の会話が描かれているのですが、これが非常に面白い。
要約すると、"2人の王"が"どこか遠い海"で誕生するという話をしています。
1人はしらほしでしょうが、もう1人は誰でしょうか!?
この会話はロジャーも聞いていたようで、ロジャーも「誰かが生まれおれ達を超えていく」と予言しています。そして、直後にまた「おれ達は早すぎたんだ・・・」と言っています。
更に、レイリーが「ワンピースは誰が見つけるんだろうな」というと、ロジャーは「そりゃおれの息子だな!」と言っています。まさかエース???
ロジャーの下船
海賊団を解散したロジャーは白ひげに会いにいきます。これが頂上戦争で描かれたあのシーンですね。船を降りる前にレイリーに何か言葉をかけているようです。何を言ったのでしょうか?
ワノ国
そしてオーロ・ジャクソン号はおでん様を送り届けるためにワノ国へ。ここでおでん様が気になることを言っています。「今まではこの"鎖国"に意味があった・・・!!だがいつか"ジョイボーイ"が現れる日までに"開国"せねば・・・!!」
え、ジョイボーイがまた現れるの???どういうこと???
そして、おでん様は「当然笑って別れた いつかまた会えるからな」と言っていますが、おそらくこの後会えなかったんでしょうね・・・おでん様が既に亡くなっていると考えるととても悲しいですね…。
おでんの帰還
かくしておでん様は帰還しました。九里には武器工場が建ちはじめ、オロチ・カイドウの支配が強くなっていることが伺えます。
赤鞘達やトキの服はツギハギだらけ、おでん様がいない間苦労していたことが垣間見えます。しかし、そんな中でもトキは明るくふるまい、町民達と一緒に汗を流して働いていました。
最初は九里を捨てたおでん様のことをロクデナシと呼ぶ町の人もいたようですが、トキがおでん様のPR活動をしていたおかげで、おでん様は温かく迎え入れられました。
しかし…
オロチの暗躍
おでん様不在の間、マネマネの実の能力者と結託したオロチは将軍になっていました。
既にバックにはカイドウがおり、郷の男たちを低賃金で工場労働させていました。
それを断った者を処刑したこともあるほどで、腹に据えかねた錦えもん達はオロチの元に乗り込みます。
しかし、そのタイミングでカイドウの軍勢が久里を襲い、モモの助を狙います。
それを守ったのがトキ。トキは身を挺してわが子を守ります。しかし、その時に足に大けがを負ってしまいます。
おでんの討ち入り
トキの傷を見たおでん様は怒り、城から飛び出しオロチの元へ向かいます。
城の警備をなぎ倒し、オロチの元にたどり着いたところで今週は終わります。
考察
さて、今週も新情報盛りだくさんでございました。
一つ一つ、ポイントを見ていきましょう。
1. シャンクスの涙
シャンクスがロジャーにラフテルのことを聞いた後、シャンクスは泣いたそうです。なぜ泣いたのでしょうか…?シャンクスの出自に関係があるのかな?
以下のような妄想をしてみました。
・シャンクスはゴッドバレーで拾われた、天竜人の子
・ロジャーはシャンクスに、シャンクスが天竜人であることを教えていた。
・シャンクスは歴史を知ったロジャーに、過去天竜人がどんな悪行をしていたかを質問
・ロジャーは正直に答えた。自分の先祖のあまりにひどい行いにシャンクスは涙した。
どうでしょう、無理がありますかね?
2. 二人の王
海王類は、10年後に2人の王が誕生し、大きくなるのに15年かかると言っていますね。
1人は間違いなくしらほしですが、もう1人は誰でしょう??
ロジャーが海賊王と呼ばれたのが25年前。魚人島にいったのが最後の航海前なので、その1年前だとすると、ロジャーが2人の王のことを聞いたのは26年前です。
それから10年後には予言通りしらほしが誕生しています。そして、現在しらほしは16歳、生まれてから16年経っています。海王類の予言から1年が過ぎていることになりますが、何かあるのでしょうか?
そして、肝心のもう一人の王は誰なのでしょうか?
しらほしと同じタイミングで生まれているはずですので、現在16歳。これまで登場した人物の中にめぼしい人はいません・・・と言いたいところですが、引っかかる人が一人。プリンちゃんです。
プリンちゃんは希少な三つ目族?で、その力が目覚めればロジャーと同じく「万物の声」を聞けるようになるとマムは考えています。
このことを考えると、プリンちゃんは物語に重要なキャラであるため"王"である可能性はゼロではありませんが、既に終わったストーリーのヒロインだったので、これから重要人物になる可能性は低いと思います。
では、他の候補を考えてみましょう。
海王類は「クジラ達もよろこんでいる」と言っています。
この"クジラ達"とはどんなクジラでしょう?
考えられる"クジラ"は1種類。ラブーンと同じ、アイランドクジラです。
そこで、改めてアイランドクジラが登場する回を読み直したのですが、気になることが出てきました。
最初に出てきたアイランドクジラはラブーン。ルンバー海賊団に会いに行こうと、レッドラインにいつも頭をぶつけていたため、頭には大きな傷がありました。
これはラブーンに特有のものかと思ったのですが、魚人島後に遭遇したアイランドクジラを見ると、他にも頭に傷があるクジラが複数います。
他のクジラの頭にも傷があるということは、これはアイランドクジラの習性だと言えるでしょう。ということは、ラブーンがレッドラインに頭をぶつけていたのも、ルンバー海賊団に会いたいからというだけではないと考えられます。
僕の想像ですが、アイランドクジラはもともと群れで世界を回遊するクジラでしたが、空白の100年の終わりにレッドラインが形成されたことによって、群れが分断されてしまったのでだと思います。だから、レッドラインを壊して仲間に再び会おうとみんなで頭をぶつけているのだと思います。
さて、仮に海王類の言う"クジラ達"がアイランドクジラだとして、彼らが誕生を喜ぶ"王"とは誰なのでしょうか。
現在16歳の登場人物を確認しましたが、やはり今のところ該当はなさそうです…。今後に期待です!
3. もう一人の王の役割
海王類たちの王、人魚姫は人にして古代兵器"ポセイドン"でした。
では、クジラ達が誕生を喜んでいる、もう1人の王も同じような力を持っているのでしょうか?もし同じような力を持っているとすれば、それは"古代兵器 ウラヌス"と呼ばれる力ではないでしょうか。
しらほしは海を治める王に対して、天空の神ウラヌスの名を冠する"もう一人の王"は、「天候を自由に操る力を持つ」とかでしょうか。それとも、アイランドクジラを操る力でしょうか?はたまた、アイランドクジラだけでなく「哺乳類」を操る力とかでしょうか?
謎が深まりました…。
4. 俺の息子
ロジャーはレイリーとの会話で「ワンピースは俺の息子が見つける」という旨の発言をしています。STANPEDEのラストでもあったこのシーン。
これはエースのことを指しているのでしょうか。しかし、エースは亡くなっていますので、どう考えればよいのでしょうか?
1つ考えられるのは、ロジャーは"D"の意思を継ぐ者のことを"息子"と言っていたということ。
もう1つは、息子であるエースの義兄弟であるサボとルフィも広い意味でロジャーの"息子"だと考えると、ルフィやサボを指していたということ。
僕は後者なのではないかと思います。ルフィはロジャーの息子、エースの義兄弟だから、ロジャーの義理の息子。こう考えるととりあえずは納得できます。
5. ジョイボーイ
最近よく出てくるこの名前、ジョイボーイ。おでん様は、いつか現れるジョイボーイのために、ワノ国を開国せねばと言っています。
ジョイボーイは空白の100年の間の人物ですから、まだ生きているとは思えません。
ジョイボーイとは称号なのでしょうか、それともトキトキの能力で800年生きているのでしょうか。今回謎が深まりました。。。
そして、なぜジョイボーイのためにワノ国を開国しなければならないのでしょうか。
以下、僕の考えを書きます。
まず、ジョイボーイとは「称号」だと思います。仮にトキトキの能力でトキと一緒に飛んできたのであれば、トキが悪漢に囲まれた時に「また未来へ…」と言っていたこととつじつまが合わなくなります。トキが一人で飛んでいたなら、ジョイボーイをその時代に置いていってしまうことになります。
次に、どんな人物が"ジョイボーイ"なのか考えてみます。
ポーネグリフに名前を残しているということは、ジョイボーイがDの側の人物であることは間違いありません。そして、"ボーイ"から想像するに、比較的若い人物がなる称号であると考えられます。
現状出てきている若いDはルフィぐらいじゃないでしょうか?
ちなみに、"ジョイ"は喜びや嬉しさを意味しますが、今のところ僕は"ジョイボーイ"を、「世界に喜びをもたらす少年」であると考えています。ルフィもなんとなく当てはまりそうですね。
そして最後に、おでん様はなぜジョイボーイのためにワノ国を開国しようとしていたのでしょうか。おそらくですが、おでん様は、ジョイボーイこそが再びラフテルにたどり着き、ワンピースを起動する人間だと考えています。
しかし、ワノ国は鎖国しているため、ジョイボーイがこの世に生まれてもワノ国にたどり着けないかもしれません。だから、おでん様は航海者がたどり着きやすくなるように、ワノ国を開国しようとしたのではないでしょうか。
すみません、今回は碌に考察できていないです。考察要素が多くて…。
来週までにまたじっくり考えて、加筆修正していきます!
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【登場人物考察】トラファルガー・ローについて【マリージョアの国宝の正体】
前回革命軍とフランス革命に関係がありそうという記事を書いたので、フランスつながりでナポレオンと縁が深いトラファルガー・ローについて今回は書きます。
トラファルガー・ローとはどんな人?
51巻で登場した超新星の1人。尾田先生曰く、超新星はジャンプ連載直前にできたキャラとのことだけど、その後設定が盛りに盛られたキャラです。簡単なプロフィールを箇条書きにします。
・本名(忌み名を含む):トラファルガー・D・ワーテル・ロー
・出身地:北の海 白い街(フレバンス)
・二つ名:死の外科医
・能力:オペオペの実
・肩書:元七武海
なんと、Dで能力者で元七武海…頂上戦争ではルフィの命を救い、2年後はパンクハザードで再会した後ドレスローザ、ワノ国と長いこと一緒にいるローは、超新星の中でも一番の出世頭と言えるでしょう。
本編では、過去についても詳しく掘り下げられています。
ローは、幼少期は北の海で医者の子として裕福な暮らしをしていました。しかし、街に珀鉛病という病が流行ってしまい、その拡大を恐れた世界政府の手によって街は燃やされてしまいます。
そして、ローの家族は皆亡くなってしまいました。
そんな経験からローは全てを壊したいと思うようになり、ドンキホーテファミリーの一員になります。そしてドフラミンゴの弟にして海兵のコラさんと出会います。
ローも珀鉛病に侵されており、残された寿命は3年。コラさんはローの病気を治そうとローを連れ出し色々な島の病院を巡りますが、珀鉛病というだけで恐れられ、追い出されてしまいます。
もう助かる手段がないかと思われた矢先、コラさんはドフラミンゴより、"オペオペの実"の取引があるという情報を手に入れます。
オペオペの実をローが食べれば、ローは助かるとコラさんは考え、ローのために、オペオペの実を、取引前に海賊"バレルズ"から強奪しローに食べさせます。
しかしコラさんは、コラさんの裏切りを知ったドフラミンゴの手にかかり命を落としてしまいます。
その後、ローは、コラさんの仇を討つためにローは海賊として成り上がり、ルフィ達と出会います。そして、ルフィ達と同盟を組みドフラミンゴを撃破します。
しかし、同盟の目的はカイドウを倒すためですので、ドフラミンゴを倒しただけでは終わりません。なので、ローは今ルフィ達と一緒にワノ国にいます。
ローのモデルとナポレオン
ローのモデルはエドワード・ローという実在の海賊ですが、それよりも重要なワードが名前に隠されています。
ローの本名は、忌み名・隠し名を含めてトラファルガー・D・ワーテル・ロー。
ナポレオン戦争の戦い、トラファルガーの海戦とワーテルローの戦いの両方が名前に入っています。これらはどちらもナポレオン側が敗れた戦いの名前です。
超新星は連載直前に作られたキャラとのことですので、もしかしたら"トラファルガー"の時点ではそれほど名前に意味を持たせていなかったかもしれませんが、後にドレスローザ編で"ワーテルロー"が出てきて、ナポレオンと関係のある名前であることが確定しました。
これは、ローは物語の中に出てくる"ナポレオン"を倒すという示唆なのでしょうか?それとも、ナポレオンのように敗れるということでしょうか?
ナポレオンはフランスの皇帝として周辺各国と戦い、そして敗れました。ローは現在皇帝ではありませんので、ナポレオンのように敗れるという考えはなんとなく違和感があります。ということで、僕はローがいつかワンピースの中の"ナポレオン"を倒すと信じています。
ナポレオンは皇帝です。ワンピースの中の"皇帝"といえば、"4皇"。
カイドウは今ルフィ達が戦っています(ローはいますが)。
シャンクスや黒ひげは物語の重要な人物ですから、ローが倒すとは思えません。
ということは、ビッグマム?そういえば、ビッグマムの剣は"ナポレオン"だった…。
これは楽しみですね!!
オペオペの実
オペオペの実は非常に強い能力です。能力者は、ROOMと呼ばれる"手術室"を作り、その空間の中にいる人・モノを切ったりつなげたり電気ショックをしたりやりたい放題にできる能力です。しかし、体力を消耗する能力とのことで、一定のデメリットはあります。
オペオペの能力の目玉は何といっても"不老不死"の手術でしょう。能力者は命を失う代わりに、対象者を不老とすることができます。"不死"とは言われていない点が注意ですね。
ドフラミンゴはこの能力を手に入れ、"マリージョアの国宝"を利用すると言っていましたね。ということは、マリージョアの国宝は寿命を削るものなのでしょうか?
90巻辺りに出てきた麦わら帽子か、またはその麦わら帽子の中に入っているものが国宝と思われますが、これは何でしょうか?
いずれまたちゃんと書きたいと思いますが、僕は以前の考察で"ワンピース"とは、星そのもの、言い換えれば星を自由に操ることのできる途方もない装置だという考えを書きましたが、その起動のカギとなるのがこの国宝なのではないでしょうか。
単なるカギをなぜ厳重に冷凍保存しているかというと、そのカギは生き物だから。
で、そのカギを起動しようとするとその生き物に寿命を要求される…そんなところじゃないでしょうか。突拍子もない説かな?
仮に生き物だとしたら、えーっていうぐらいかわいい感じのヤツ(でもプライド高い)が出てくる気がします。笑
麦わら帽子はおそらく"ジョイボーイ"のもので、ジョイボーイは戦いに敗れて死ぬ間際被っていた麦わら帽子にカギを隠した。後に政府はそのカギを発見するが、下手に動かして壊れても困るため、ヒエヒエの能力者の手を借り冷凍保存。そのままマリージョアに移動。
なぜ麦わら帽子がジョイボーイの物かというと、現状空白の100年の人物で名前が分かっている人物がジョイボーイくらいだからというのがありますが、もう一つの根拠として最新話、967話にてロジャーがジョイボーイに対し、「お前と同じ時代に生まれたかった」と言っています。つまり、ジョイボーイは魚人島のポーネグリフだけでなく、ラフテルにも名前が登場する重要な人物だと思われます。ロジャーが名前を口に出す重要な人物ですから、麦わら帽子でつながっている可能性は0ではないと思います。
今回はここまで。次回は何を書こうかな。
↑よかったら押してください。はげみになります。
【ワンピース考察】革命軍の目指すもの②【追記】
前回はちょっと脇にそれてくまの話を書いてしまいましたが、今回は革命軍の話の続きを書きたいと思います。
前に書いた革命軍の考察では、各メンバーのモデルについて考察しましたが、今回は革命軍の"目的"について考察していきたいと思います。
革命軍の目的
革命軍の目的自体は割と分かりやすく描かれています。彼らの目的は、現世界を天竜人や貴族等の一部の特権階級による支配から解放し、人種差別や貧困を亡くすことで、個々人が"自由に"暮らせる世界を作ることです。
それを実現するために、革命軍は貧困や圧政に苦しむ国々を救ってきました。
そして今、マリージョアでついに海軍と激突しました。
革命軍の今後
さて、革命軍は今後物語にどのようにかかわってくるのでしょうか?
僕の想像ですが、革命軍が単独で世界政府を倒すのは無理だと思います。革命軍の軍隊長は確かに強いですが、皆がイワさんと同格と考えると、軍隊長は強くても4皇幹部、七武海クラスでその上にはドラゴンとサボしかいませんから、政府を滅ぼすには心もとない戦力と言えます。
なので、僕はルフィ達がラフテルに着き歴史を知った後に、革命軍と協力して世界政府を倒すという展開が待っているのだと考えます。
ちなみに、今サボに何かが起こっており、それを読んだ関係者が取り乱すシーンがありますが、僕が思うにサボが死んだというフェイクニュースが世には流れていて、実際のところサボは、大けがは負ったものの命には別条なく、一旦死んだ形にしてルフィ達が歴史を知るまでの間どこかに潜んでいるのだと思います。
革命軍周りのモデルあれこれ
さて、革命軍の目的と今後について、上で簡単に書きましたが、続いては僕が革命軍について調べる中で何となく気づいた、モデルがありそうなイベントや場所について書いていきたいと思います。
思いついた順にポンポンと書いていきますね。
1. バスティーユ牢獄襲撃事件
まず、ドレスローザでサボがバスティーユ中将を倒すシーン。
これは、フランス革命の発端である"バスティーユ牢獄襲撃事件"を表していると考えられます。現実の世界の歴史上、この事件を発端に起こるフランス革命が、後の世に非常に大きな影響を与えます。実際に南アメリカ諸国のスペインからの独立は、フランス革命やアメリカ独立戦争に触発されたものだったと言われています。
つまり、サボがバスティーユ中将を倒すことは、「これから革命軍が本格的に動き出し、世界が大きく変わる」という間接的なメッセージだったと考えられます。
2. 聖地マリージョア
聖地"マリージョア"。革命軍の敵が住むこの地の名前も、フランス革命に関係していると僕は考えます。
マリージョアのスペルは"Mary Geoise"。Maryはメアリー、またはマリーという人名を髣髴とさせますが、Geoiseという単語を検索しても、マリージョア以外出てきません。
唯一近い単語があるとすれば、"Bourgeoisie"、そう、フランス革命をけん引したブルジョワジー(ブルジョワの複数形)です。ちなみに、単数形では"Bourgeois"。
少なくともMary Geoiseの後半部分はフランス語が語源と思われます。
ちなみに、この"geoisie"または"geois"にはどんな意味があるのでしょうか?
フランス語は詳しくないのですが、Bourgeoisはもともと、城壁の中に住む人々、つまり市民という意味があるそうです。Bourg(ブール)は、ピッツバーグやヨハネスブルグのバーグやブルグと一緒で"砦"を意味するので、残りのeoisは"~に住む人"(eoisieは複数形)、という意味を持つのだと思います。
であれば、とすれば、"Mary Goisie"は無理やり解釈すると"マリーに住む人々"、"マリーの人々"等の意味を持つのではないでしょうか。
仮に"マリーの人々"だとすると、その人々は天竜人を指すのでしょうが、"マリーとは誰でしょうか?"
フランス革命になぞらえるなら、間違いなく"マリーアントワネット"でしょう。
マリーアントワネットと言えば、「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」のセリフが有名な、フランス革命時の王、ルイ16世の王妃です。
マリージョアに住んでいる天竜人はこんなセリフを言いそうじゃありませんか?マリーアントワネットのような人々が住んでいる土地、それがマリージョアだと僕は思います。だから、フランス革命のように革命軍に滅ぼされる。…無理があるかな?笑
3. その他
その他にも、革命軍に関連しそうな人物にトラファルガー・ローがいます。
彼の忌み名(本名)はトラファルガー・D・ワーテル・ロー。"トラファルガー"も"ワーテル・ロー"も、どちらもナポレオンに関連するワードです。
ナポレオンとはフランス革命直後、乱れるフランスをまとめ上げた皇帝ですが、トラファルガーの海戦やワーテルローの戦いで敗れ、失脚してしまいます。
そう、ローの名前はナポレオンが敗れた戦いの名前から来ているのです。
じゃあ、ワンピースにおける"ナポレオン"とは誰なのか?次回ローの考察をしていきたいと思います。
今回はここまで。
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