【ワンピース考察】ミンク族と象主

967話を読んで、ふと気になったことがありこの記事を書きました。

967話ではロジャー一行がゾウを訪れ、ロードポーネグリフを目にしていますが、この時にロジャーとおでん様は象主の声を聞いています。

僕は、967話の考察で、これは覇気の一種だと書きましたが、モモの助は象主の声を聞くだけでなく命令をすることができたことを考えると、そんな単純なものではない気もします。

今回は、なぜミンクは象主の上に住んでいるのか、そもそも象主はいつ生まれ、なぜミンク族を乗せているのか等を考察します。

象主について

象主は少なくとも1000年以上前に生まれ、1000年前からミンク族を背中に乗せて世界を歩き続けています。そして、"大昔"に罪を犯し、それ以来ただ歩き続けることで罪を償っています。おそらく、この"大昔"とは空白の100年の期間ではないでしょうか。

象主はこの空白の100年に何かをしてしまい、それによりずっと歩き続けていると。

そして、背中にあるロードポーネグリフを守っています。

「象主」の画像検索結果

なぜミンク族を乗せているのか?

ミンク族がゾウに住み始めたのは1000年前。ということは、象主が罪を犯す前からミンク族を乗せていると考えられます。象主がミンクを乗せていること、象主が光月のモモの助の命令を聞くことを考えると、このゾウも月関連かなと思います。

他の考察でも書きましたが、僕はミンク族は光月家やDと共に月から来たと考えています。ミンク族の外見は変わっていますから、もしかしたらもともとこの星にいた人達に受け入れられなかったのではないでしょうか。そこで当時月から持ち込んだ巨大な象の背中に国を作り、他の人の目に触れないようにしていたとは考えられないでしょうか。

光月家およびDとの関係

ミンク族と関係の深い光月家とDの名を持つロジャー、ルフィはゾウの声を聞くことができました。これは、光月家やDだけが持つ能力なのでしょうか?

967話の考察でも述べた通り、僕はこの能力は覇気の延長線上と捉えています。というのも、以前レイリーがルフィの見聞色について、わざわざ「生き物の感情を感じ取る力に長けている」と言っているのですから、海王類やゾウの声が聞こえるのは、その能力によるものと考えられるからです。

なので、おでん様、ルフィがこの声を聞くことができたのは覇気によるもの。ロジャーは"万物の声"を聞く能力によるもの。

しかし、モモの助だけはレベルが違います。会話や命令までできるのですから。

ここで、なぜモモの助だけ特別な能力があるのかを考えてみました。

端的に言うと、おでん様とモモの助の違いは、"天月家の血"だと思います。おでんさまは光月の血が強いけど、モモの助には800年前の天月の血が混じっています。おでんさまがゾウと会話できず、モモの助が会話・命令までできるのはこの天月の血によるところと僕は考えます。

では、なぜ天月家は象主に命令ができるのでしょうか。これは象主の"罪"に関係があると考えます。

象主の罪

ここからは完全に妄想です。

昔、光月家は天月家やその他の"月"の名の付く一族(光月家をトップとした主従関係)と共に月から今の星に移住しました。また、似たタイミングでミンク族も移住してきました。

"月"の名の付く一族の中でも、天月家は生き物の感情を感じ取ったり、会話することが得意な一族でした。この能力を活かし、天月家は月から連れてきた象主(当時は小さかった)を育て、迫害されていたミンク族をその背中に乗せることを命令します。ミンク族は感謝し、天月家の主である光月家と同盟を結びます。これがおよそ1000年前。

その後、現世界政府との戦争がはじまり、月から来た光月家はDと共に戦うことになります。もちろん天月家や同盟を結んでいるミンク族も戦いに参加します。これが900年前。

ミンク族と共に象主も戦いに参加しましたが、敵の能力により操られ(まさかお玉の能力!?)味方に甚大な被害をもたらしてしまいます。これが象主の罪です。

その操った敵が死んだ時に、象主は敵の能力から解放されますが、象主による攻撃が決め手となりD・光月家は敗れてしまいます。敗れる直前にDと光月家はポーネグリフを残すのですが、天月家は正気に戻ったゾウの背中にポーネグリフを乗せ、ポーネグリフを世界政府から守るために永遠に歩き続けることを命じます。この時象主に命令をしたのが天月トキだと僕は考えます。天月トキは、いずれまた世界政府と戦うものが現れることを予見し、その時には自分も再び象主と共に戦おうと思い未来へ旅立ったのです。

その先でおでんやロジャー達と出会い、世界の夜明けが近いことを確信。自分が戦わずともおでんやロジャーの次の世代が成し遂げてくれると確信したため、おでん城が焼け落ちた際に未来に飛びませんでした。その際光月家の血と、象主を操る天月家の血を絶やさないためにモモの助を未来に飛ばし、日和を河松に預けました。

以上が僕の想像のストーリーです。

象主は天月家の命令を聞くという想像が合っていれば、日和の言うことも聞くかもしれませんね。

 

今回は以上です。

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