【ワンピース考察】麦わらの一味最後の仲間は誰か？【くま？お玉？】

麦わらの一味最後の仲間はだれか？

この記事は1巻の考察に書いてあったものを、重要な論点のため一つの記事としてピックアップしたものです。

考察のネタとしてよく上がる、この「仲間は10人ほしい」というネタ。このセリフからルフィ以外に10人の仲間ができると予想できます。果たしてその10人とはだれなのでしょうか？

まず、2019年12月現在、ルフィの仲間は9人です。

1.ゾロ（副船長） 2.ナミ（航海士） 3.ウソップ（狙撃手） 4.サンジ（コック） 5.チョッパー（船医） 6.ロビン（考古学者） 7.フランキー（船大工） 8.ブルック（音楽家） 9.ジンベエ（総舵手） 

あと残り1人が誰なのかは、悪魔の実の能力から推定できるとされています。

麦わらの一味の能力者を数字で表すと、

ルフィ⇒ゴムゴム（5656）

チョッパー⇒ヒトヒト（110110）

ロビン⇒ハナハナ（8787）

ブルック⇒ヨミヨミ（4343）

以上のように、1から10の数字が表れます。この中でかけているのが2と9、だから次に仲間になる人物は、2と9にまつわる能力を持っているのではと言われています。

尾田先生も59巻のSBSでこの説をあえて取り上げ、そのうえで「ノーコメント」としていますから、全く見当はずれな考察ではないことが分かります。

さて、この2929に該当する能力を持った登場人物はいるのでしょうか？

バーソロミュー・くま

まず、くまです。彼は「暴君くま」と呼ばれた海賊でした。元々ソルベ王国という国の王をしていましたが、その後海賊となり七武海にまで上り詰めます。しかし、その一方で革命軍の幹部でもあり、未だに非常に謎の多い人物です。

彼の能力はそのまんま、ニキュニキュの実。肉球で空気を圧縮したり、敵の攻撃を流したり、疲労や痛みを押し出したりと、訳の分からない能力です。

これまで4文字の能力が多かった（ゴムゴムやバラバラ）中、「ニキュニキュ」とちょっと文字数の多い無理のある能力名ですから、尾田先生は何かしらの意図をもってこの能力名を付けたのだと思います。

しかし、今くまは世界政府との取引で意思のないサイボーグとなってしまい、とても仲間になれる状況ではありません。革命軍がくまを救うためにマリージョアで海軍とぶつかったようですが、その結末がどうなったかもわかりません。

なので、僕は「麦わらの一味の誰かがニキュニキュの能力を引き継ぐのではないか」と考えました。麦わらの一味の非能力者は、ナミ、ゾロ、サンジ、ウソップ、フランキーー、ジンベエの6人。この中で、まず魚人のジンベエは候補から外れます。魚人なのに泳げなくなってしまうデメリットをとることは考えにくいです。

次に、戦闘スタイルからナミ、ゾロ、サンジ、ウソップは外れるのではないかと考えます。ナミはすでにクリマタクトでの戦闘スタイルが確立していますから、敢えて能力者になる必要はありません。また、ゾロも世界一の剣豪を目指していますから、悪魔の実の能力を得る必要はありません。サンジは最近レイドスーツを手に入れて強化されたばかりですし、ウソップもスタイルが狙撃ですからニキュニキュの実に頼る必要はありません。

そう考えると、残りがフランキーだけになるのですが、フランキーはフランキー将軍を使う時以外は比較的肉弾戦を行っていることが多いです。なので、もしかしたらニキュニキュの実が戦闘に生きてくるかもしれません。

おまけに、ルフィたちがシャボンティ諸島に集合した時、一番最初に船に着いたのがフランキーでした。その場にはくまがおり、なんとくまは2年の間サニー号を守っていたことが分かりました。

尾田先生が何の考えもなくフランキーとくまを邂逅させるとは思えません。義理堅いフランキーはこの時にくまに船を守ってもらった恩を忘れていないでしょうし、くまから能力を受け継ぐことになったら快諾するのではないでしょうか。（船大工がカナズチになってしまうことに問題はあるかもしれませんが…）

おそらく、現在完全なサイボーグとなってしまったくまはいずれ命を落とし、その能力がだれかに引き継がれることは確かだと思います。それが麦わらの一味なのか、それとも新しい登場人物なのかは分かりませんが、新しい人物だとすれば、その人物が仲間になる可能性は非常に高いと思います。

錦えもん

現在ワノ国で中心的な活躍をしている錦えもん。彼は光月おでんの家臣にして赤鞘九人男のリーダー格です。

おでんの仇を討つため20年前から天月トキの能力で現代にやってきた侍。彼の能力は戦闘とは関係のない、服を出す能力、フクフクの力です。これをフクフク（2929）と捉えると、彼が仲間になる可能性もあるかもしれません。しかし、仮に錦えもんが仲間になったとしても戦闘力ではゾロやサンジに劣るでしょうし、戦闘員以外のポジションがあるかというと、特殊技能もないし…可能性は低いのかなと思います。何より、彼には桃ノ助の成長を見守るという大事な役目がありますからね。

お玉

僕的には本命はおたまだと思います。というのも、お玉はエースに惚れ、いずれ海に連れて行って欲しいと懇願しています。エースは亡くなってしまいましたが、お玉はルフィにエースの面影を見ているため、ワノ国編が終わった後にルフィに「一緒に連れて行って欲しい」とお願いする可能性は十分にあると思います。

そこで問題になるのは、彼女の能力と役職です。彼女の能力名はまだ明かされていませんが、ほっぺからきび団子を出し、それを食べた動物や動物系の能力者（今のところSmileの能力者のみ対象）を味方にするという能力です。

覇王色の覇気でも動物を服従させることができますが、お玉の能力は人にも効く描写がありますので、その点では覇気より便利と言えるかもしれません。何より、ルフィが「便利な能力」と称賛していますしね。

仮にこの能力を「ツクツク（仲間を作る）」とすると2929（ツクツク）で無理やり29にすることはできますが…無理があるかな？

さて、能力的には29と絡めるには多少無理があるとしても、ルフィをして「便利な能力」と言わしめていることから、お玉が仲間になる可能性は0じゃありませんね。

では、役職的にはどうでしょうか。お玉はまだ少女ですが、エースに言われて「妖艶なくノ一」を目指しています。仮に彼女が諜報員のような活動ができるようになれば、一味の中でもこれまでにないポジションですから、入る余地があるかもしれませんね。今はブルックやロビンが諜報活動をやっていますが、本業は違いますからね。

また、お玉はまだ名字が分かっていませんので、もしかしたらワノ国の高貴な一族の娘である可能性もあります。（これまでも各島のストーリーには「王女」が大きな役割を持つことが多かったですしね。）

ワノ国の高貴な一族といえば光月家や天月家。さすがに光月家の関係者ということはないでしょうが、もしかしたらトキと同じ天月家の関係者かもしれませんね。天月トキはワンピースの世界の謎に非常に強いかかわりを持っていると考えられますので、仮にお玉が天月の末裔だとしたら、ストーリーの核心にかかわる人物として、ルフィ達と一緒に旅をすることになるかもしれません。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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